またまた60歳で会社を定年、卒サラした後の収入について考えます。
我が家の場合、私が60歳で定年退職した後にも、大学生の娘の教育費というものを、数年間は払い続けないといけません。
なので、60歳を過ぎても収入を確保する必要があります。
高度経済成長期の投資
私の親父の世代、所謂高度経済成長の時代は、とにかく土地を買ってずーっと持っておけば勝手に価格が上昇しました。
銀行から全額ローンで買って住んでいても、売るときには利益があったはずです。
銀行の金利も5%とか7%まであって、貯金をしておけば10年で元手が1.5倍。
「金貯めろ!貯金しろ!」
ってのがまさに正解だった時代ですね。
今の銀行金利(みずほ銀行の場合でわたし調べ。)は、普通預金で0.001%。定期預金でも0.002%。
定期預金に10万円預けて、10年経つと利息が200円!
もはや、これ金利?
こんな時代になった今、親父の時代とは違う、攻めの投資を考えなきゃいかんわけですね。
ちなみにちなみに、私の楽天銀行の普通預金は金利が0.10%です。いくつかの条件クリアした結果ですが、結構凄い数字ですね。
これまでの投資経験「株式投資」
1997年発行、ロバート・キヨサキ氏の有名な著書「金持ち父さん貧乏父さん」これしっかり読みました。
「資産」と「負債」の切り分け。
「勤労所得」と「ポートフォリオ所得」「不労所得」の違い。
面白かったんですが、手段として不動産投資がメインで書かれていたので、あんまり実感わかなかったです。
大体、その後に起きた「リーマンショック」は不動産バブルがはじけたことが原因だと思うし。
サラリーマン生活を37年続けてきたわけですが、その中で会社の給料以外の収入を得ようとしたことは有ります。
今に至るまで「副業禁止」を頑なに謳う頭のお堅い会社ってこともあり、「副業」にあたらないであろうものとして選んだのは
「株式投資」
確か2000年頃ですね。
当時は国内株のみならず、外国株式(私の場合はアメリカ株でした)を買いました。信用取引は怖かったので、現物買いのみ。
所謂ITバブルという時期でしたが、後から参入した為全然儲からず。
ほぼほぼ収支トントンで終えました。これ、トントンってかなりいい方だと思います。
もちろんひと財産もふた財産も作ったかたがいましたが、大方の素人投資家(私も含め、投資家と言ってはいけないレベル)はかなりの損失を出したはずです。
「有事の金」現物に投資
金(カネ)じゃないですよ。金(キン)。「遊び人の金さんのキン」。「金玉」のキン。
貴金属加工職人だった親父の関係で、金は割と身近にありました。
「有事の金」なんて言われることもあります。
金の現物に投資するのであれば、TVCMでもあるように「純金積み立てコツコツ」ってのが一般的ですね。
2020年5月現在、金の価格はかなり上昇していて、1gの価格が6000円以上。
こちらのプロフ記事にも書きましたが、1979年の暴騰時に近い価格にまで上がっています。
ここまで高騰すると、もはや買えませんね。
ちなみにこれは100gの純金インゴットの現物。
注意点としては、金の現物や純金積立は、株や投資信託との損益通算が出来ない点ですね。
あと、税金の計算が結構面倒くさいので、面倒くさがりの人には面倒くさいです。(なんだソレ)
「FX」にも挑戦
FXはご存知ですよね。Foreign Exchange 海外為替証拠金取引。
2014年から2015年頃に、結構気合い入れてやりました。気合い入れたと言っても元手は100万円。
1年目を終わったところで、100万円が120万円に。年利で20%、決して悪くはない成績です。
年利20%、複利で10年続けたら600万円!
なんて思って2年目。120万円が100万円に↓↓丁度振出しに戻ってしまいました。
損はしなかったものの、掛けた時間を考えたら空しくなってやめてしまいました。
やり方がまずかったんだと思いますが、株式投資よりは自分に向いてると思いました。
2020年現在、FXが再び気になっています。
当時作っていた口座プラス、最近作った口座を合わせて数えてみると、証券会社に作ったFX口座は6つになります。
国内業者ばかりですね。
本当に口座持ってるのか??って疑われるかもしれないので、私の口座のスクリーンショット載せときましょうね。
5年前に資金は全部引き上げたので、どこも残高は綺麗にゼロとなっております。
みんなのFX
DMM FX
LIONFX(ヒロセ通商)
外為ジャパンFX
SBI FX
GMOクリック証券
勉強してFXのデモ取引からやってみる
6つも口座持っていますが、この中で実際に使ったのは4つくらい。
メインは1つか2つでした。今回もいくつか選んで、デモ口座からスタートするつもりです。
業者の選択基準はいくつかありますが、「スプレッドの狭さ」「約定スピード」「アプリの使いやすさ」ですね。
「スプレッドの狭さ」
FX業者との取引は、一般的に手数料無料です。じゃ、業者はどこ利益を出しているかというと、それがスプレッド。
顧客の「買値」と「売値」の差になります。
例えば「スプレッド0.3銭」という場合、107.00円で「買い」でエントリーしたドルをそのまま売ると106.97円になります。
「買い」なので上昇分が利益。損益分岐点が、買った時点で0.3銭遠くに置かれるわけです。
このスプレッドは、同じ通貨ペアであっても業者によって異なります。(タイミングでも変わる)
なので、トレーダーにとっては狭い方が有利になります。
「約定スピード」
短期でトレードする場合は、特に重要。
クリックしてから約定までに時間が掛かったら、思惑から外れちゃいます。分かりますよね。
「アプリの使いやすさ」
これは読んで字のごとし。どうにも使いにくいものもあるので。
どれも、自分がやっていた5年前と比べると様変わりしている可能性があります。
先入観を持たずに、チェックしたいと思います。
また、上記は全て日本国内のFX業者ですが、海外のFX業者も視野に入れるつもりです。
「完全放置」「自動売買ツール」の類は興味なし
FXは素人では勝てない世界です。ホリエモンも言ってます(笑)
確かにそうだと思います。
勉強して、素人じゃなくなれば良い!ってことだと考えます。
どこまでやるかはまだ分かりません。
やっぱ無理!
って音を上げちゃう可能性も否定できません。
でもチャレンジは楽しいからね。
また、世の中には「完全放置で儲かる」「自動売買ツールでらくらく」みたいなFX商材はごまんとありますが、一切興味ありません。
5年前の失敗から学んだこともあるし、そこでの勉強不足も痛感しています。
しっかり勉強して、正しい手法を身に付けたいと思います。